このコロナ禍もあって、空気清浄機はウイルスや菌への効果に注目が集まりがちですが、光触媒の脱臭力はもっと注目されていいと思っています。
ニオイはストレスの元です。
健康を考える上でも、ニオイの問題は、社会の大きな課題になると予想しています。
家の中、車の中に光触媒。
光触媒の脱臭力が役立つところは限りなくあるといっていいと思います。
家庭のあらゆる場所、トイレや玄関、シンクの下、ペットや料理のニオイ。
活性炭と光触媒を組み合わせた新技術もいま構想中で、より効果的な脱臭がもうすぐできそうです。
車のエアコンは、トンネルの中とかではない限り
外気を循環させていますが、家でいうと換気扇を回しながらクーラーをつけているようなものなので燃費は悪くなります。
内燃機関の場合、今以上に好燃費を求められるはずですから、内気循環できれいな空気を拭き出せる技術が必要になります。
それを解決するのが光触媒だと私は確信しています。
光触媒、宇宙に行く!?
先日、日本人が宇宙ステーションに滞在した話がニュースになっていました。
聞けばなるほどという話ですが、この宇宙ステーションのなかでニオイが問題らしいのです。
人間が生活していますからニオイが出るのは当たり前ですが、空気が循環しないのでニオイがその場に留まるのですね。
実際あの中にいると乗組員のストレスが大変ということで、NASAが光触媒の装置を採用したこともあったそうですが、当時の性能では効果が不十分で、すぐに搭載されなくなりました。
しかし、その頃から技術も性能も飛躍的に進化していますので、再び採用される日も近いでしょう。
いずれ私たちの光触媒技術が宇宙に行く。
そう考えるだけでワクワクしますね。